謹賀2023年

2023/01/01 (日)

私にとって例年以上に「節目」となる2023年ですが,それを踏まえて年賀状にはこんなフレーズを書き込みました.

「ピアノは88鍵ですが,生まれてから1年に1個弾き上がってきたとすれば,医師になったのは左手のソ♯のところです.
脳外科専門医になれたのがまだ左手のレ#,青森から水戸に引っ越したのがちょっと飛んで右手のラで,今はそこから1オクターブ上のあたりです…
来年はいよいよ60個目となるラ♭ですが,こうして5オクターブも色んな音を弾いてきましたので,弱くても深みと広がりのある音色で節目の鍵盤を鳴らしたいと思っています!」

イラストには,節目となった鍵盤を色づけしてありますが,こうして見てみると,すでに主旋律となる音階からは離れつつあることを実感します.
でも,6オクターブ目からは高音域ですから,キラッとした装飾音を奏でることで,中央の鍵盤を引き立てる役割を果たしていくつもりです.
そんな心情もご理解いただきながら,今年の院長ノートもぜひご高覧下さい!