第6条:わかる言葉を使う

2025/02/01 (土)

今はもう,文字も手で書くよりキーボードで打つ方が楽に感じられるようになりました.
漢字への変換も,AIが進歩してむしろ自分で書くより間違いが減っています.
でもたまに,笑っちゃう誤変換に出くわすこともあります.
たとえば「変換ミスコンテスト」の受賞作を見ると…
「馬喰い家内が象サイズになった(うまくいかない画像サイズになった)」
「何か父さん臭いことがある(何かと胡散臭いことがある)」
「肋骨食って下さい(六個作って下さい)」
どれもひらがなだと同じ文章になりますからちょっとびっくりです.

とすれば,話している言葉もひらがなで読んだ時のように別な意味に聞きこえちゃうかもしれません.
「えんしょうのぶい」
当然「炎症の部位」のつもりで言ってます.
でも,海の仕事の人にはひょっとして「延焼のブイ」と聞こえているかも.

それでなくとも,病院では普段使わない言葉が説明にあふれています
よご(予後),じゅうとく(重篤),せんもう(譫妄),かんかい(寛解)…
漢字で読むのと違って,耳で聞こえる音は,知らない言葉の意味を推測できません.
一生懸命話していても,わからない言葉が混じると相手は戸惑って不安になります.
はた流コミュ術第6条は,「わかる言葉を使う」です.
使い慣れた言葉ではなく,相手が聞き慣れた言葉を選ぶことで,きっと説明の効率も高められると思います.