2024/11/24 (日)
はた流コミュ術十か条の出だしは,①名乗る,②目を見せる,③うまく笑う,でした.
次はいよいよ"どう話すか?"かと思いきや,第4条は「まず聞く」です.
”会話はキャッチボール”と言いますし,”相手が取りやすいボール=話しやすい話題”を投げてあげることは重要です.
でも,医療現場での”キャッチボール”は,”投げること”以上に”受け取ること”への気配りが大事です.
診察時間が限られていると,どうしても”早く投げて欲しい,それも取りやすいところに投げて欲しい”と思ってしまいがちです.
だからと言って相手に"投球"をせかすと,あせって"暴投"したり,うまく"投げられない”ことで不安や不満を高めてしまうかもしれません.
”どうぞゆっくり投げて下さい,もし球が外れたらこっちで取りに行きます”
そんな余裕をもって”グローブ”を構えてあげた方が,”投げる”方も落ち着きますし,こちらも”球筋”が見えやすくなります.
ある調査によると,診察では3分聞くとおおよその症状と経過を確認できるそうです.
その間は,いろいろ質問したくなっても,カップラーメンの出来上がりを待つように,相手が”投げ終わる”のをしっかり待ってあげるようにしています.
もし3分を過ぎてもうまく伝えきれていないようなら.少しずつ質問を加えて.必要な情報にたどり着けるように話の流れを導きます.
どちらかというとせっかちな性格なので,普段の会話でもすぐ”合いの手”を入れたくなってしまうのですが.診察の始まりにおいては,”まず聞く”ことをきちんと守るように心がけています.
自宅での会話は別ですが(笑).