病院指標
令和4年度 水戸ブレインハートセンター 病院指標
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - 11名 25名 126名 255名 384名 668名 582名 167名
令和4年4月1日から令和4年3月31日までの退院患者について表したものです。
脳卒中、虚血性心疾患等を多く診療しているため、年齢区分で見てみますと60歳以上が多くを占めています。

※患者数10未満の数値は、-(ハイフン)で表記しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 125名 16.22日 15.97日 16.00% 70.34歳
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 76名 7.53日 10.14日 6.58% 80.16歳
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 66名 27.97日 19.58日 28.79% 69.09歳
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部-脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 59名 17.37日 19.52日 5.08% 71.90歳
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0 58名 2.16日 2.95日 0.00% 68.38歳
急性期医療を担う当センターでは、特に発症日から3日以内の脳梗塞が多くを占めます。
24時間365日専門性の高い治療(くも膜下出血の開頭クリッピング術、血管内治療(コイル塞栓術、血栓回収術)血栓溶解療法(t-PA治療)など行える体制を整えております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0 10名 18.60日 21.78日 0.00% 71.50歳
050161xx97x1xx 大動脈解離-その他の手術あり-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 10名 36.60日 28.45日 30.00% 72.00歳
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 - - 17.54日 - -
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 - - 19.15日 - -
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 4.59日 - -
代表的な疾患として弁膜症、胸部大動脈瘤、狭心症の症例を多く診療しています。

※患者数10未満の数値は、-(ハイフン)で表記しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0 195名 3.84日 4.26日 1.03% 70.53歳
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 195名 2.23日 3.04日 0.00% 70.05歳
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 112名 13.79日 17.54日 1.79% 82.63歳
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞-その他の手術あり-処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし-0 80名 10.53日 11.59日 3.75% 65.10歳
050210xx97000x 徐脈性不整脈-手術あり-処置1:なし、1,3あり-処置2:なし-副病:なし-0 65名 6.14日 9.89日 0.00% 80.26歳
虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査及び治療を目的とした患者さんが多くなっております。
次いで、心不全、急性心筋梗塞、徐脈性不整脈(恒久的ペースメーカー植込み術)となっております。
24時間365日、専門性の高い治療(心臓カテーテル検査、急性心筋梗塞に対するPCI)を行える体制を整えております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は脳・心臓を専門としているところから入院は非常に少なく、専門的な治療が望ましい場合は他院をご紹介するケースもあります。

※患者数10未満の数値は、-(ハイフン)で表記しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
当院は脳・心臓を専門としているところから入院は非常に少なく、専門的な治療が望ましい場合は他院をご紹介するケースもあります。

※患者数10未満の数値は、-(ハイフン)で表記しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 433名 24.97日 75.61歳 24.62%
その他 22名 27.14日 75.68歳 0.66%
急性期医療を担う当センターでは、特に発症日から3日以内の脳梗塞が多くを占めます。脳梗塞は迅速に治療を行うことがその後の患者さんの日常生活に大きな影響を与えますので緊急に治療が必要な患者さんを常に受け入れることができるように努めています。また、脳卒中地域連携パスを整備し、地域の回復期リハビリ病院との連携を図っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 85名 0.31日 8.02日 5.88% 77.82歳
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 54名 1.76日 16.54日 7.41% 72.26歳
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 50名 1.16日 8.16日 0.00% 63.94歳
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 50名 1.50日 25.90日 12.00% 67.42歳
K178-4 経皮的脳血栓回収術 33名 0.18日 34.64日 48.48% 79.12歳
当院の脳神経外科では、脳血管疾患、脊椎脊髄疾患の治療を行っております。
最も多い手術は慢性硬膜下血腫に対する血腫穿孔洗浄術です。次いで椎弓切除術、椎弓形成術。
顔面けいれん・三叉神経痛に対する手術(頭蓋内微小血管減圧術)、脳動脈瘤に対するクリッピング術(くも膜下出血の治療の場合と、破裂する前に治療をする未破裂の場合とあります。)、血管内治療も行なっており、広い分野での手術を行っています。
いずれの手術も患者様の状態や症例などを観察し適切な手術を行なっております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 135名 0.75日 3.23日 0.00% 70.59歳
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 54名 0.04日 6.82日 5.56% 66.89歳
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 40名 0.03日 11.20日 2.50% 68.50歳
K597-2 ペースメーカー交換術 34名 0.09日 2.79日 0.00% 82.24歳
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 32名 0.25日 2.38日 0.00% 69.56歳
循環器内科で表の多くを占めているのが冠動脈形成術です。この手術は、脚の付け根や腕、手首などの血管からカテーテルを差し込んで冠動脈の狭くなった部分を治療する方法です。
名称内の(その他)は待機的がほとんどで術後日数も短くなっております。
緊急を要する疾患に関しては夜間・休日を問わず24時間365日体制で対応をしております。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術(1弁) 8名 3.00日 14.38日 0.00% 72.9歳
K5607 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(その他)) 6名 2.33日 12.00日 0.00% 72.7歳
K5601イ 大動脈瘤切除術(上行)(弁置換術又は形成術) 5名 0.20日 50.50日 60.00% 73.0歳
K6335 鼠径ヘルニア手術 5名 1.20日 4.20日 0.00% 73.8歳
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 4名 2.75日 13.00日 0.00% 67.0歳
心臓血管外科で最も多い手術は心臓弁膜症に対する弁置換術となりました。弁置換術は心臓弁が正常に機能しなくなった状態の弁を取り除き、生体弁もしくは機械弁に取り換える手術です。
次いで腹部・胸部の大動脈瘤に対する手術で、破裂する前の治療となっております。
次いで冠動脈疾患に対しての冠動脈バイパス術。詰まった冠動脈の先に迂回路をつくる手術です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.50%
異なる - -
手術・処置等の合併症は、どのような術式でも一定の確率で起こり得るものなのでそのリスクについては十分説明を行い適切な予防に努めています。

※患者数10未満の数値は、-(ハイフン)とします。
更新履歴
2023年9月19日
新規作成